
雷鳴のガルーダ
Fahkumramファーカムラム
- 格闘スタイル
- ムエタイ
- 国籍
- タイ
- 誕生日
- 11月3日
かつて無敗の絶対王者として君臨し、タイの国民的英雄であったムエタイファイター、ファーカムラム。
しかし腐敗した一部のタイ軍幹部が仕組んだ八百長試合を御破算にした結果、彼は軍に身柄を拘束され、妻と娘も人質として軟禁されてしまう。
以後、ファーカムラムはタイ軍の手駒として利用され続け、三島財閥を潰すために The King of Iron Fist Tournament に参加することになる。
だが、主催者である三島平八死亡の報が流れたことで大会は中断されてしまうのだった。
その後、世界は三島一八率いるG社によって支配されてゆき、国の命運を賭けた The King of Iron Fist Tournament が再び開催される。
ファーカムラムは当然大会に出場させられるものと思っていたが、何故か軍部から指令が与えられることはなかった。
その真相は、多額の賄賂に目が眩んだ幹部が独断で三島財閥の残党と密約を交わし、クマを東南アジア・オセアニアブロックの代表に伸し上げるためであった。
“戦火が絶えぬ間だけは、貴様の妻子を生かし続けてやろう。争いが長引くほど、三島財閥は我らに賄賂を貢ぎ続けることになるのだからな……!”
私欲にまみれた下卑た計画に怒りを覚えながらも、ファーカムラムは己のただ一つの生きる意味のため、不退転の決意を固める。
「妻と娘の命を繋ぐためならば、他の命を奪うことも躊躇すまい。俺は怒れるガルーダの化身となろう……!」
軍が新たに開発した射出型突入兵器へと乗り込み、静かに目を閉じるファーカムラム。タイの最終兵器が今、戦場へと送り込まれる。