
闘神の子
Miary Zoミアリズ
- 格闘スタイル
- モラングやアフリカ地域の格闘術のミックス
- 国籍
- マダガスカル
- 誕生日
- 3月20日
マダガスカルの伝承に登場する“白銀の闘神様”になぞらえ、親しみを込めて“闘神の子”と呼ばれている、ミアリズ。
「バオバブの古木が一斉に枯れし時、緋き瞳を宿した闘神の子が生まれるじゃろう」
高名な占い師(パナンヂュ)である祖母の予言通り、緋色の瞳を持って生まれたミアリズは、好奇心旺盛で特に生き物の生態に強い関心を持つ子であった。
毎日のように動物観察に出かけては動きを真似たりしているうちに、自然と格闘技にも興味を示すようになった彼女は、闘いを通じた交流の楽しさを覚えてゆく。
そして勝ち負けに関係なく相手をリスペクトし、“拳トモ”と呼ぶなど、明朗快活な性格で国内の格闘家たちと親交を深めつつ、凄まじい勢いで上達していった。
やがて「マダガスカルに異様な強さの格闘家がいるらしい」という噂は海外にも伝わり、特に隣のアフリカ大陸各国からは、名うての格闘家たちが手合わせのため彼女の元を訪れるまでになっていた。
こうして、格闘技を通じたコミュニケーションを心から楽しんでいたミアリズであったが、半年前、突如全身に青い光の紋様が浮かび上がり、原因不明の高熱によって意識を失い倒れてしまう。
数か月後、ようやく意識を取り戻した彼女は、祖母から自らの体に白銀の闘神様が宿り、御使いと共に旅立つ時が来たのだと伝えられる。
その言葉を裏付けるかのように、彼女の身体は以前よりも力が増しており、更には闘神様の御使いであると伝えられている、ワオキツネザルの親子が頻繁に姿を現すようになっていた。
追い払っても勝手に後を付いて来てしまう二匹に“バニラ”と“カカオ”と名付けたミアリズは、祖母の占いに従い、新たな“拳トモ”を見つけるため、広い世界に向けて旅立つのであった。
「いったいどんな人たちと出会えるんだろう。とっても楽しみだなー! “拳トモ”1000人できるかな?」