魔の断罪者
Claudio Serafinoクラウディオ・セラフィーノ
- 格闘スタイル
- シリウス流祓魔術
- 国籍
- イタリア
- 誕生日
- 5月21日
古より怪異を祓い続けてきた『祓魔師集団・シリウスの射手』の実質的な代表を務め、最強の能力者でもあるクラウディオ・セラフィーノ。約半年前、三島平八から風間仁と三島一八の正体がデビルであると知らされたクラウディオは、組織内の反発をふり切り、平八への協力を断行する。さらに、仁を探し続けているというリン・シャオユウの存在を知ったクラウディオは彼女に接近し、仁を討つために利用しようと考える。“蒼き浄火”を操る家系に生まれ、己の血統に誇りを持つ彼にとって、デビルはいかなる手段を使ってでも討つべき対象に他ならなかった。しかし、ある事件をきっかけにクラウディオの信用は失墜する。平八が彼を裏切り、協力関係の一方的な破棄を宣言したのである。保身のため離叛する者が相次ぎ、挫折と失意に沈むクラウディオ。その眼に、どんな状況でも仁を信じ続けるシャオユウはあまりに眩しく映った。これまでの己を恥じたクラウディオは、シャオユウに真実を告げて謝罪し、今後は彼女のため仁の捜索に協力することを誓う。だが、もし仁が完全にデビルの血に支配されており、シャオユウの心を裏切るようならば、その時は……。クラウディオは決意と共に、右腕に施した封印の一つを解除する。それは先代に使用を禁じられた、術者の命を削る“祓魔の禁呪”であった。